大投資時代を生き抜く

少しずつでも投資をしましょう。それだけです。

人類最大の発明、複利の効果を味方につけよう

かのアインシュタインはこういいました。

「人類最大の発明は『複利』である」と。

 

積み立て投資はまさにこの複利の力を利用して

運用していこうというものです。

 

では、複利とは何か。

それは投資で得た利益をさらに投資に回していくことで、

資産を増やすペースを加速度的に上げていくというものです。

 

例えば、ここに100万円があるとします。

これを年間10パーセントで増やしていくとします。

 

複利でない単利の場合。

年間10パーセントで増えるということは毎年10万円ずつ増えるということです。

つまり1年目110万円、2年目120万円、3年目130万円、、、となっていき、

200万円になるには10年かかることになります。

 

一方複利の場合はこの増えた10万円も運用していくので増え方が上がります。

1年面は同じ110万円。2年目は110万円×1.1で121万円。

3年目は121万円×1.1で133万円という具合です。

このペースでいくと7年目に194万円、8年目で214万円となり、

10年かからずに200万円になることができるのです。

 

つまり1年ごとに利益を確定させて、増えた分を回収するより、増えたぶんもそのまま投資に回していくのがよいということです。

投資信託の中には分配型というものと、再投資型というものがありますが、

この複利のパワーを使えるのは再投資型の投資信託です。

よって私はいつも再投資型の投資信託をおすすめしています。

 

ただ、毎月利益を確定させて年金のように使える分配型というのも人にとってはありがたいものかもしれません。(特に年金生活者など)

65歳を超えているシニア層には分配型をおすすめする場合もあります。

 

積み立て投資は長期間をかけて行う投資です。最低でも10年、できれば20年、30年と投資をし続けることが大切です。それはこの複利の効果が年々強くなっていくからです。複利の効果を味方につけて、長期投資でお金を増やしていきましょう。